患者さん自身が 選択してください患者さん自身が 選択してください顎関節症(咬み合わせ不安定症候群)リハビリ治療の限界2006年4月改訂 咬み合わせの異常が主な原因と考えられる患者さんに,より安定する咬み合わせを段階的に作る咬み合わせのリハビリ治療を行います。「顎関節症の補綴学的治療」として 厚労省の高度先進医療に昭和62年3月に指定された検査と治療行為となります.保険に採用されることを,毎回の保険改正時に,待っておりましたが,悲惨なことに,未だに健康保険の適応になっていません.切り捨てられ改悪になりました. 第1段階 スプリント治療 ( 保険適応 / 一装置のみ ,月一回のみの調整 ) スプリントといわれるマウスピースに似たプラスチック製の取り外しのできる装置を口の中に装着して、顎の関節や筋肉に対する負担を軽くし、症状の改善を図ります。取り外しができる少し大きい装置です.発音障害と異物感は残念ながらあります. 月一回の調整 二度目からは 調整しても保険の治療費は,算定できず認められないのです.診察と治療は,月一回のみになります.一初診の内 一個のみ製作可能です.患者さんが紛失したとき,保険外診療 医師が スプリントを もう一つ試してみることは 保険外診療.一個の装置だけしか算定できない.下でなくて上にも製作してみるとか, 上下2セット,または ミニ・スプリントなど もう一つ他の装置を工夫しても 算定できず保険請求は認められていません. 第2段階 (希望者のみ 保険適応外) <接着性のダイレクト・スプリントやミニ・スプリント> 硬いプラスチックなどの材料でできた接着性のスプリントを歯に接着して咬み合わせの改善を図ります。このスプリントは、違和感が比較的小さく、食事中も含め24時間使用できるので、よい咬み合わせの状態が常に確保されて、症状の再発を抑えることができます。ただし時に,破損・摩耗時に脱離することもある. 第3段階 (希望者のみ 保険適応外) 接触点を改善し,硬い材質で強く接着させて製作する 金属の上の貼り付けたプラスチックは,接着しにくく,薄いと 破損しやすい. 接着性の硬いプラスチックでも 破損する場合破損しにくい安定した被せる冠に変えたりします. 保険診療は 第一段階の一部のみでかなりの制約と制限があります. 患者さん自身が 選択してください 1.保険診療のみをご希望の時 つまり費用をかけられない時 #1 医院か病院を変更する. つまり医師を変える #2 数ヶ月後の 期間 間をおく 第一段階の治療 スプリントも再制作が出来ます 2. 保険診療を中止して 保険外診療を行う. 費用がかかります. 自由診療です 希望者には,治療費の料金表をお渡しします. 今までの費用は,保険で治療費の 3割負担ですから, 今までの約3.3倍の費用 時に 約1~2万円ぐらいの費用が毎回かかります. 3.今 決めないで,経過を診て 選択する |